ピラティスの効果について
こんにちは。
ピラティスってヨガと同じようなものだよね?
こう言われることが多い気がします。
確かに似ているエクササイズの動きなどが多いため、そうなってしまうのだろうと思います。
そんなピラティスについて軽く説明が出来ればと思います。
この記事を読んでくださっている貴方はもうピラティスを必要としている人の1人なのかもしれません。
目次
ピラティスの歴史
ピラティスとは人の名前です。
1914年に第一次世界大戦勃発。当時創始者、ジョセフ・ピラティスは、イギリスにてボクサー兼自己防衛術の指導者として働いていました。
戦争中、ジョセフ・ピラティスは看護師として働いていました。彼が行った新しいタイプのリハビリは、後に「ピラティス・メソッド」と呼ばれる考え方の始まりとなる。
1930年から1940年にかけて、アメリカンバレエとモダンダンスのダンサーや振付師達が有名無名に関わらずジョセフの下で学んでいました。
口コミによって多くのダンサー達の間に急速に広まっていったのでした。
1950年代にはピラティス・メソッドによって、乳房切除術から奇跡的な復活を果たしたダンサー、イヴ・ジェントリーとのセッションから、多くの医師に驚きを与え、ピラティス・メソッドを病院にも取り入れる動きが始まりました。
1983年、サンフランシスコの著名な外科医であり、スポーツ選手とダンスリハビリテーション部門の長であったゲーリック医師は、初めてダンス・メディスン・クリニック (ダンサー専門外来) を作られたのです。
初めての医療的なピラティスのプログラムを作り、病院にピラティスの設備を設けました。
2009年には世界中の主要国で教えられており、ピラティス人口は1200万人を超えています。
ニューヨークの8番街 939番地にある元祖ピラティス・スタジオは、ピラティスのメッカとして今でも運営され続けているとのこと (2015年現在)。
引用:Wikipedia ピラティス・メソッド
ピラティスで期待できる効果は?
まず、ピラティスはどんな人がライフスタイルに取り入れているのかを簡単に説明します。
アスリート
術後の患者さん(外科など)
妊婦の方、産後の方
楽器の演奏者
ダンサー
肩こり腰痛に悩む人
上記に挙げたように様々なジャンルの人たちがピラティスをライフスタイルに取り入れています。
全ての共通点は、正しい姿勢や身体の動かし方が重要だということ。
肩こり腰痛に悩む人を例に挙げれば、大体の人が姿勢不良が原因です。
仕事中に猫背になってしまう方は、股関節周りの筋肉の柔軟性や機能が低下してそれにつながる背骨が倒れて猫背になってしまったり。
背筋は伸びていても、頭が前に出ていて首に負担のかかる姿勢になっている人、ストレスや緊張から肩に力が入ってしまっている人もいますよね。
それらを改善するためにピラティスが役立ちます。
不良姿勢の原因の縮まった筋肉のストレッチと、綺麗な背すじを作るために働くべき筋肉のトレーニングの両方を同時にエクササイズ中で行うことができるのです。
対してヨガはパワーヨガなどはまた違うと思いますが、どちらかというとストレッチの要素が強くリラックスをするためのものという位置付けがよろしいのかと思います。
ピラティスは人間の動きの土台を作る
ピラティスはトレーニング方法の1つですが、例えるならば、家を立てる時に作る土台や基礎の部分の様なものです。
いくらその上に頑丈で良い素材を使った家を建てようが、土台や基礎がしっかりしていなければいけません。
家は傾いたり、亀裂が出てきたりしてしまいます。
人間の動きも同じで、基本的な身体の動きやそのための姿勢、柔軟性などが身に付かないままでは不調の原因になります。
肩こりや腰痛、股関節痛、膝痛などの障害の元、アスリートであればパフォーマンスダウンに繋がります。
日々の生活習慣で身に付いた姿勢や身体の動かし方によって、筋肉の柔軟性や機能が低下してしまいっている方が多いのです。
崩れている土台を作り直すための最適なトレーニング方法だと思います。