元気がない身体へ

 今回は元気のない身体をまといながら
日々活動している方々へのメッセージになります。
いつも、身体がだるく、辛い、ぱっとしない
などの状態の人はとても多い気がします。

60人前後のお客様が通ってくださっていますが
身体にストレス反応はとても出ている方が多いです。

運動の初心者の方々が、運動をし始めると
まず体感するのが、筋肉痛。ですよね笑
その次に
「運動した日はぐっすり眠れた」
「身体が逆に軽く感じた」
「肩こりが楽になった」

などなどです。

さてこれらのプラスな反応は
どこから起きているのでしょうか?

運動をしてから体内では何が起きているのでしょうか?
この部分を解説し、皆さんのより快適な日々のための
行いに生かしていただきたいと思います。

さあ、ではいきましょう!

目次

体内のアクセルとブレーキ

 我々の体内にもアクセルとブレーキとしての
働きがあります。
自律神経です。
聞いたことがある方が多いと思います。
身体を休める時と、働かせる時とを
切り替える役目があるのがこの神経です。
自律神経は2つを総称しております。
アクセルが交感神経
もう1つの
ブレーキが副交感神経です。

身体を回復させるための副交感神経

 そう、この副交感神経が働かなくなると
身体は悲鳴を上げて、風邪を引いたり
寝込んでしまったりしてしまいます。

つまりブレーキの効かなくなった車は
ずっとアクセルで走り続けてオーバー
ヒートしてしまう。こんな具合です。

副交感神経はいつどう働いている?

 なんか副交感神経が大事なのはわかるが
なんなのかがよくわからないですね。
説明します。
寝ているときに副交感神経が優位に働き
身体が休息モードになり、眠りに入ります。

基本的に、交感神経と副交感神経は
天秤にかけられているものだと思ってください。
どちらが優位になればどちらかが劣位になります。


リラックスしている時は
基本的に副交感神経が優位です。

交感神経は?

 交感神経はトレーニング中や
仕事に集中している時
脳と身体が活発に働いている時だと
思っていただければわかりやすいと思います。

嫌なことや、ストレスを感じた時も
交感神経が優位になります。

心拍数が上がったり
血圧が上がったりします。

自律神経をコントロールする

 はい、ではこのアクセルとブレーキを
コントロールできなければ
極端な状態であれば、うつ病や
自律神経失調症などの病になりかねないし
この予備軍に当たる方々はとても多いのでは
ないかと思っております。

ではコントロール方法に入ります。

とにかく副交感神経を優位にする

・夜にぬるま湯に浸かる

・夜になるべく明るい明かりを浴びない

・寝る前にストレッチやマッサージをする(セルフ)

・深呼吸をする

・暖かい飲み物を飲む

夜だけでもいいです。
まずは最高な睡眠の質が心身を癒します。

そのために夜にいかに副交感神経を優位にするかに
注力をしていただきたいと思っております。

それだけでも、睡眠時間が短くなったとしても
かなり元気な自分に出会えるはずです。

時間などに余裕がある方は
仕事終わりにジムでのトレーニングや
帰り道のウォーキングを多く
早くするだけでもいいです。

心拍数をあげて血流をよくする作業が
のちに副交感神経を優位にしてくれることに
繋がります。