パーソナルトレーニングで腰痛を改善する方法
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パーソナルトレーニングで腰痛を改善する方法
こんいちは。
腰痛でお困りの方は、マッサージや整体などの治療院や、カイロプラティックなどさまざまな方法を試したことがある、もしくは今も継続中だという方もいらっしゃると思います。
なかなか根本的な改善には至らないことが多いのが実情です。
今回はパーソナルトレーニングで腰痛を改善する方法について簡単に説明しようと思います。
腰痛の改善には姿勢改善が必要
一概には言えませんが腰痛の多くの原因は肩こり同様、姿勢や身体の柔軟性、普段のお仕事などでのお身体の使い方などから腰に負担がかかり発症していることがあります。
腰椎(腰骨)は骨盤の上にあります。骨盤は木でいうところの根っこだと思っていただければわかりやすいかもしれません。
木の幹が空に向かって生えて行くのに、根っこがしっかりと地中に向かって根を生やしていなければいけません。
根っこが曲がってしまうと、その上に生える幹はくねくねとバランスをとるように生えなければいけないのです。
これは人間の背骨を表しています。
反り腰や、猫背などの姿勢は骨盤から生まれ、腰だけでなく首の関節や筋肉への負担も増やしてしまいます。
根っこと木の幹がセットのように、骨盤と腰椎は正しい関係性でセットになっていなければいけません。
骨盤が前傾している状態、つまり出っ尻の人は反り腰の人が多くです。
常に腰周りの筋肉に負担がかかってしまっています。
上の図の一番右の平背という姿勢は一見姿勢が良さそうに見えますが、腰椎には負担のかかる姿勢になってしまっています。
人の背骨はすこーしだけ、カーブを描いていることにより、負荷を分散させているので背骨が真っ直ぐ過ぎても良くないのです。
これら内容は不良姿勢のほんの一部ですが、姿勢を改善することにより肩こりや腰痛を改善することは可能なことが多いのです。
腰痛の改善に必要な筋力トレーニング
上記で述べたように、骨盤と腰椎は正しい関係性でセット上手に動かないと、腰椎に負担がかかってしまいます。
腰椎は単独では可動域をほとんど持ち合わせていないので、その分骨盤がしっかりと動かないといけません。
そしてその骨盤には脚がついています、骨盤と脚は人間の歩行動作を実現するために大きな筋肉で支えられていますよね。
この骨盤と脚を繋ぐ部分を股関節と言います。
この股関節を支えている多くの筋肉の機能、柔軟性がしっかりとしていないと骨盤がうまく動かなくなってしまうのです。
腰痛の人は太ももの前、裏、内腿などが固い人が多いのは、この理由で説明ができます。
腰痛の改善に効果が期待できるストレッチとは
まずはとにかく腰周りの筋肉の疲労を取り除くためのストレッチをご紹介します。
※ヘルニアや医師の診断を受けている方、腰痛のひどい方は医師の指導に従ってください。
どのストレッチも10秒以上はストレッチされた状態でキープするようにしてみましょう。
1.ひねるストレッチ
写真のように右手で膝が床につくように、そして反対側の左肩が床から浮かないようにすることでよりストレッチ感を出すことができます。
腰周りだけでなく、お尻の筋肉も伸ばすことができるので寝る前や、朝目覚めた時に行うのをオススメします。
2.体側のストレッチ
写真は棒ですが、バスタオルなどで代用してください。
身体がくの字なるようにお尻を横に突き出して行うと、脇腹から背中の筋肉にストレッチが効きます。
細かく言えばきりがないので簡単な説明になります。
呼吸を止めないように注意してみてください。